昨日の伝授

 昨日は昼間に気療があり、主に精神的なストレスが原因で内臓の結構不良から病が発症し、炎症が起きている方の気療を行ないました。

気療後は楽になられた様で、また近日中にお出でになると言ってお帰りになりました。

 そして夜は伝授。

いつも通り内弟子が集りました。

少し調子を崩していた内弟子が回復して来て、これから先の光が見えて来ました。

また、今日報告があり、その光が目の前までやって来たとの事。

皆で心配しましたが、安心出来ました。

 互いの事を我が事の様に思い、喜び、思う気持ちは、内弟子達は普通の人以上に真摯で深いものがあります。

持てる力や能力だけではなく、その魂のピュアさと気高さが内弟子の条件ですから、普通の人と異って当然ですが。

時には俗事に煩わされてバタバタする事もありますし、囚われる事もありますが、その性根はいつも真直ぐで純粋であり、その貴き心に必ず戻ります。

 真に心を開く、信頼すると云う事の意味、それが人間であれ神であれ仏であれ、しっかり受け止め、しっかり伝える。

形や理屈ではなく、本当の意味で心豊かに輝く魂を持ち維持して行く。

そんな事を皆でつき詰めて行きました。

知識は必要ですが、それが固定観念となって邪魔する事もあります。

論理、理屈は、入口でしかない。

真理はそれを越えた先にこそある。

現実とかけ離れた様に見えても、心のままに自分らしく生きる事が出来なければ必ず息苦しくなり、目の前の幸せさえも不幸と感じて仕舞います。

自分の心が本当に求める真理を、憧れではなく、追い求めて行きたいですね。

それは物凄く単純で簡単な事であり、だからこそ物凄く難しいものです。

ただ素直であれ、心を開いて開放し、解放せよと、真理が伝えて来ます。