本 「盤上の向日葵」 柚月 裕子

切ない、あまりに哀しい物語。

読んでるうちにどんどん桂介に気持ちが寄り添っていく。

最初は嫌いだった東明まで好きになっていった。

追う側の刑事たちにも魅力があり、どっちを向いたらいいのか分からなくなってしまう。

銀色に光る雪、満開の向日葵、胸がいっぱいになり苦しい。